防犯ブログ

電源工事不要の防犯カメラ、ソーラーバッテリーカメラについて解説します

防犯カメラは電源工事が必要になる場合が多く、購入しても専門の工事を依頼しなければいけません。今回は電源工事が不要で設置できる防犯カメラについて解説いたします。バッテリーカメラとはカメラの内部に電池を搭載しており電源工事が不要になりますので、工事が難しく、電源が取れない場所に防犯カメラを設置する場合におすすめです。

ソーラーバッテリー型防犯カメラとは

バッテリーカメラとはカメラの内部にリチウムイオンバッテリーを搭載したカメラです。スマートフォンに搭載されているバッテリーと同じもので、リチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返しても容量が減らないため、最近では様々な家電やITデバイスで使われるようになってきました。防犯カメラにもバッテリーを搭載させることで、電気工事が不要になるため、取付がとても簡単な防犯カメラになっています。

配線工事、電気工事が不要なためWIFIやLTE回線を使用したワイヤレスカメラがメインとなっております。ワイヤレス防犯カメラについては以前、別の記事にもまとめましたのでご覧ください

ワイヤレス防犯カメラを解説します。

https://wizsecurity.jp/blog/498

ソーラーバッテリー型防犯カメラのメリットとデメリット

ソーラーバッテリー型防犯カメラのメリットは電源工事を必要とせずに、電源がない場所でも使用することができます。また夜間はバッテリーでカメラが稼働して、昼間の間にソーラーパネルでバッテリーを充電するために24時間しっかりと録画監視することができます

デメリットとしてはバッテリー切れをした際に、再度、充電しなくてはいけない点です。旅行中や出張中に万が一、バッテリー切れを起こしてしまった場合、録画できていないことになりますので、防犯カメラの意味がなくなってしまいます。ソーラーパネルがオプションで付いている場合もありますが、屋外で使用する場合はソーラーパネルを使用することをおすすめします。

リチウムイオンバッテリーは充放電の最適な外気温が決まっています。一般的に推奨されている使用温度が0~35°なので夏場の直射日光や、氷点下になる場所では本来の性能が発揮できない可能性もありますので注意が必要です。

人感センサー録画とソーラーバッテリー型防犯カメラ

ソーラーバッテリー型防犯カメラは電力の消費量を減らすために、人感センサー録画を採用しています。普段、動きがない場合などはスタンバイモードといって低消費電力状態になっており、人感センサーで人を検知した時に録画を開始する機能です。そのため常時録画と呼ばれる24時間録画をしている状態ではないので、設置する向きや方向によっては上手く撮影できていなかったということも起きます。設置場所は事前に決めていきましょう。

人感センサーはセンサーの横を通り過ぎるものに反応しやすいという特徴を持っています。カメラの向かいから来る場合は反応しにくいのですが、人の人相を正面から捉えることができますので、出来れば斜め方向に横切る向きで設置するともっとも効果的な設置だと言えます。

人感センサーは熱検知センサーとも呼ばれており、背景との温度差を検知してアラームする機能です。そのため人体温度との温度差が少なくなると検知感度が弱くなり、検知しにくくなるので注意が必要です。検知しにくくなった場合は、カメラの向きを変えたり、カメラ側で感度の設定変更、エリアの設定をしたりすることで改善しますのでお試しください。

通信方式と録画方法について

ソーラーバッテリー型防犯カメラの通信方式としては、主に2種類の録画方式となります。1つ目はWIFIを利用する方法ですWIFIは自宅で使っている2.4Ghzもしくは5GhzのWIFIルーターを経由して通信する方法でスマートフォンを使用します。専用のNVRと呼ばれるレコーダーと通信するタイプっもあります。もう1つの方法はLTE回線を使用したタイプです。このタイプはSIMカードを使って携帯電波を使って通信します。別途SIMカードを契約する必要があります。

録画の方法についてはマイクロSDカードまたはクラウドに録画するのが一般的です。クラウドに録画する場合メリットとしては、カメラの盗難があった場合でも録画データを保護することができますが、月額の費用が発生するという点がデメリットです。動きがあった時のみ録画なので、ストレージをあまり使わないので、マイクロSDカードであれば低容量のタイプのものでも問題なく使用ができます。どちらもメリット、デメリットありますが、ご自身の使い勝手によってお選びください

よくある注意点

最近よく聞かれるのはWIFIをつないで使うことができない場合があるという点です。まず一例としてはIPv6非対応のソーラーバッテリー型防犯カメラです。IPv6とはインターネットを利用する際のグローバルIPアドレスと呼ばれるもので1つの回線に付き1つのアドレスが付与されます。このアドレスにはIPv4とIPv6の二種類のアドレスが存在しており、詳細は割愛しますが、IPv6には対応していないカメラがあるので注意が必要です。

またホームルーターと呼ばれるSIMカードを使ったWIFI機器については使用できない場合があるので購入前に事前に確認することをおすすめします。

電源工事不要のソーラーバッテリー型防犯カメラ

電源が取れない現場で防犯カメラを使用したい場合はソーラーバッテリー型防犯カメラを重宝します。リチウムイオンバッテリーの性能は年々、向上しておりそれに合わせて常時録画できるソーラーバッテリーカメラも登場してきました。この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。