これから防犯カメラを設置しようと考えている方におすすめするのが、面倒な工事不要の防犯カメラです。防犯カメラは電子機器になりますので、設置工事が必要になりますが、設置工事をする場合、電気工事士に依頼する必要があるため、機器代だけではなく工事費用も追加されかなり高額になる可能性があります。ドライバーがあればご自身で設置できる工事不要の防犯カメラがありますので今回の記事でご紹介いたします。
どのような工事が必要なのか
防犯カメラを設置する際に必要な工事としては、3種類の工事があります。まず一つめは配線工事です。これは有線ケーブルで使う防犯カメラの場合、配線工事が必要になります。DVRとカメラの間を配線する必要があるので、現場によって配線距離は変わってきますので、費用も上がっていく傾向にあります。次に必要な工事が電源工事です。防犯カメラには基本電源工事が必要になりますので、電源から配線を引っ張る必要があります。近くにない場合電気工事士に依頼して電源工事をする必要があります。
また設置工事は基本的には全ての防犯カメラで必要になります。マグネットタイプの防犯カメラも一部ありますがおすすめしません。理由としてはマグネットだと簡単に取り外しが出来てしまうので、外されて持ち去られる可能性があります。そのためしっかりとドライバーで設置することをおすすめいたします。
WIFIソーラーバッテリーカメラ
防犯カメラに必要な工事で配線工事と電源工事を省略して、設置工事のみでいい防犯カメラであれば、購入した後に専門の業者に依頼することなく簡単に設置工事ができます。WIFI防犯カメラとは、自宅にあるWIFIを利用して映像を通信する防犯カメラです。WIFIは2.4Ghzに対応しているので、今お使いのWIFIがそのまま使えるようになっています。木造で大体10メートル前後がWIFIの届く距離になっています。
またソーラーバッテリータイプであれば、電源工事の必要がありません。電源工事は電気工事士に工事を依頼する必要があるので工事費用を抑えることができます。ソーラーバッテリータイプにすることで初期費用を抑えて導入することができます。
録画方法について
録画方法はマイクロSDカードとクラウド録画の2種類があります。どちらもメリットとデメリットがありますが、両方を組み合わせて使うことで、より効率よく録画データを残ことができます。費用面ではマイクロSDカードの方がコスパがよく1日の検知回数にもよりますが、128GBあれば数か月録画を残しておくことができます。マイクロSDカードが故障した場合に交換する必要がありますので、万が一のリスクがあります。クラウド録画であればクラウドサーバーで冗長化して保存していますので、万が一データがなくなるという心配はありませんし、防犯カメラが盗難されたとしても録画データはクラウドサーバーに残っていますので安心です。クラウド録画の場合はランニング費用が掛かりますので費用面でのデメリットがあります。どちらがいいのかを加味した上で考えるようにしましょう。
常時録画or熱検知録画
防犯カメラの録画方式は大きく分けると2種類あります。一つ目は常時録画です。常時録画とは24時間防犯カメラが稼働して録画する方式です。防犯カメラはトラブルがあった時の録画データを残しておくことが大事になるので、常時録画が基本となります。今回、ご紹介したソーラーバッテリーカメラはバッテリーで運用することになりますので動きがあった時に録画する方法です。録画していない時はスタンバイモードという状態になっています。スタンバイモードは人感センサーのみ使える状態になっていますので、電力消費量を抑えることができます。しかし人感センサーによる録画はデメリットの方が大きく録画の開始時は録画が出来ていないということが多いので注意が必要です。
最近ではAOV機能が搭載されたバッテリカメラであれば、動きのない時はスナップショットのような録画データを保存して、動きがあった時に通常の録画データを保存することで24時間の録画をすることが可能になりました。当店で取り扱いしているバッテリーカメラはAOV機能を搭載しており24時間録画可能になりました。またバッテリー稼働だけではなくUSBタイプCによる常時電源の接続も可能です。
設置に必要なもの
防犯カメラの設置に必要なものはビスとドライバーですが、基本的にビスは付属しているのでドライバーを準備するようにしてください。ドライバーはインパクトドライバーがあれば設置可能です。またある程度の高さに防犯カメラを設置することで、防犯カメラを盗難、破壊されるリスクが減りますので脚立も必要になるでしょう。設置する際は落下にご注意ください。ご不明な点がありましたらお答えしますのでぜひ問い合わせよりご連絡ください