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駐車場の車上荒らし、実は昼間も起きている?防犯カメラで対策する方法

車上荒らしって、夜中だけの話だと思っていませんか?

「夜間に暗い駐車場で窓ガラスを割られる」——そういうイメージが強いですよね。でも実際のデータを見てみると、昼間の店舗駐車場でも普通に被害が起きていて、しかも被害に遭った人の6割が特に対策をしていないという現実があります。

このページでは、車上荒らしの実態と、防犯カメラを使った具体的な対策について書いていきます。自宅駐車場や管理している駐車場の安全対策を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

車上荒らしの被害、今も年間3万件以上起きている

警察庁と法務省の統計によると、車上狙いと部品狙いを合計した認知件数は2024年で約3万7,855件でした。ピーク時の2002年は約57万件だったので、長期的には大幅に減少しています。ただ、それでも毎日100件以上のペースで発生していることになります。

被害品として多いのは、バッグや財布、クレジットカード類、そしてナンバープレートです。ナンバープレートの盗難は、Nシステムや監視カメラによる警察の追跡をかわすために窃盗団が行っているケースが多く、2024年には部品ねらいの被害品の約42%を占めています。

「ナンバープレートを盗む」というのは一見不思議に思えますが、盗難車で別の犯罪を行う際に本来のナンバーを隠す目的があると考えると、非常に合理的な行動です。車上荒らしが単独の犯行ではなく、組織的な犯罪と結びついている可能性もある、ということですね。

また、車上荒らし・車の盗難の被害経験がある人は全体の15.7%にのぼるという調査結果もあります。決して他人事ではない数字だと思います。

駐車場が一番狙われやすい場所

車上荒らしの発生場所として代表的なのが、店舗などの駐車場と月極駐車場です。店舗の駐車場は車から離れる時間がある程度あるため、犯行しやすい状況が生まれやすいとされています。

コンビニの駐車場も要注意で、滞在時間が短いからこそ施錠しないまま入店してしまうことがあり、その隙を狙われることがあります。

つまり「ちょっとだけだから大丈夫」という感覚が、一番危ないんですよね。犯行に必要な時間は数十秒〜数分程度と言われており、コンビニで買い物をしているあいだで十分間に合ってしまいます。

自宅の駐車場も油断は禁物です。夜間に車を停めたまま翌朝気づく、というパターンは「不明」に分類されるため統計の表面には出てきにくいのですが、実際の被害件数には含まれています。

昼間も油断できない

車上荒らし・車の盗難ともに、約3割は日中(9〜17時)に発生しているというデータがあります。夜だけ注意すればいい、という話ではないんです。

また、無施錠による被害が7割以上を占めているというデータもあります。これはかなり衝撃的な数字で、鍵をかけていれば防げた可能性が高い被害が大半を占めているということになります。

「ちゃんと鍵をかけている」という方でも、窓を少し開けたまま停めていたり、見えやすい場所にバッグを置いたままにしていたりするだけで狙われやすくなります。犯人は車内をのぞき込んで、荷物があるかどうかを確認してから犯行に移ることが多いとされています。車内に荷物を残さない、というのが基本中の基本です。

被害に遭っても、6割が何も対策をしない

ここが個人的に一番気になったデータです。車上荒らしの被害に遭った後、60.2%の人が「特に防犯対策はしていない」と回答したという調査結果があります。

一度被害に遭っても「まあしょうがない」で終わってしまうケースが非常に多いということですね。でも同じ場所・同じ状況で繰り返し被害に遭う可能性は十分にあります。被害後に何もしないというのは、次の被害への扉を開けたままにしているようなものです。

防犯カメラが駐車場に有効な理由

駐車場の車上荒らし対策として、防犯カメラの設置は非常に有効です。大きく2つの効果があります。

抑止効果:カメラが設置されていると分かれば、犯行が発覚するリスクが上がると判断して別の場所に移る、という行動パターンが窃盗犯には見られます。目立つ場所への設置と「防犯カメラ設置中」のステッカー掲示を組み合わせることで、抑止力がより高まります。

記録・証拠としての効果:万が一被害が発生した場合、映像が証拠になります。不審者の顔や服装、車両ナンバーが記録されていると、警察への情報提供として役立ちます。近年は画質の向上が著しく、夜間でもナンバーを読み取れるカメラも増えてきています。

自宅の駐車場であれば、車道や玄関付近をカバーするように1〜2台設置するのが基本的な構成です。月極駐車場やコインパーキングの管理者であれば、出入り口の撮影と駐車スペース全体をカバーする複数台設置が効果的です。

駐車場向け防犯カメラを選ぶときのポイント

駐車場に設置するカメラを選ぶ際には、以下の点を確認しておくといいです。

夜間撮影の性能:駐車場は照明が限られていることが多く、暗所でもきちんと撮影できるかどうかが重要です。赤外線LEDを搭載したモデルであれば、夜間でも10〜30m程度の範囲をカバーできます。

防水・防塵性能(IP規格):屋外設置であれば雨や砂埃に耐えられる必要があります。IP65以上を目安にすると安心です。

画角の設計:広い駐車場をカバーしたい場合は、広角レンズのカメラを複数台設置するか、首振り機能付きのPTZカメラを使う方法があります。どの範囲を記録したいかを先に決めてから選ぶのがポイントです。

録画方式:SDカードへのローカル保存か、クラウド録画か。長期間の映像を保存したい場合はNVR(ネットワークレコーダー)との組み合わせが有効です。盗難被害の場合は数日前の映像が必要になることもあるため、録画期間の設定も重要です。

まとめ

車上荒らしは「自分は関係ない」と感じやすい犯罪ですが、年間3万件以上が発生しており、しかも被害の7割以上が無施錠のまま起きているという現実があります。昼間の駐車場でも普通に起きていて、被害後に対策する人も少ない。これが実態です。

防犯カメラは、抑止と記録の両面で駐車場の安全性を底上げしてくれるツールです。設置場所や機種の選び方によって効果が大きく変わるので、迷ったら専門家に相談してみることをおすすめします。

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引用元: 引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/車上狙い(Wikipedia 車上狙い) 引用元:https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/219856/(グーネット 2024年調査) 引用元:https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0011/kurashi/syajou-toukei1.html(埼玉県警察 車上ねらいの発生状況) 引用元:https://www.kuruma-sateim.com/statistics/car-broken-in/(車査定マニア 車上荒らしデータ)