防犯ブログ

子どもへの声かけ事案、一番危ないのは学校帰りの「自宅近く」だった

「うちの近所は安全だから大丈夫」——そう思っている保護者の方は少なくないと思います。

でも実際のデータを見てみると、子どもが被害に遭いやすいのは、意外にも自宅のすぐそばだということがわかっています。見知らぬ土地ではなく、毎日歩いている通学路の延長線上で起きているんですよね。

このページでは、子どもを狙った犯罪の実態と、家庭でできる防犯カメラを使った対策について書いていきます。

声かけ事案は今も日常的に起きている

「声かけ事案」とは、子どもに対して「道案内してあげる」「家まで送ってあげる」などと言葉巧みに接近してくるもので、略取・誘拐や性犯罪といった重大な犯罪の前兆事案になり得るものです。

千葉県警察の調査によると、令和6年中に寄せられた不審者情報のうち、13歳未満の子どもを対象とした事案は約1,100件にのぼりました。 千葉県だけでこの件数ですから、全国ではさらに多くの事案が発生していると考えられます。

「声かけ」はそれ自体が犯罪に至らないケースも多く、だからこそ見過ごされやすいのですが、そこで安心してしまうのは危険です。声かけやつきまといが、次のステップへの下見になっている可能性があります。

一番危ないのは「自宅近く」「帰宅後」

ここが多くの保護者にとって盲点になりやすいポイントです。

警視庁の有識者研究会の分析によると、小学生は自宅から100〜500メートルの範囲内で声かけやつきまといの被害に遭う確率が高いことがわかっています。また、小学生以下の子どもが被害に遭った時間帯で最も多かったのは「平日の帰宅後」で、全体の約34%を占めていました。

つまり、学校の中や登校時よりも、学校から帰った後・自宅の近くがもっとも狙われやすい時間帯と場所だということです。

また、子どもが犯罪に巻き込まれやすい場所には「人目につきにくい」「周囲の関心が低い」「不審者が入っても怪しまれない」といった共通点があります。

住宅街の細い路地、人通りの少ない時間帯の公園、マンションのエレベーターや共用廊下——日常の風景の中に、そうした「死角」は意外と多く存在しています。

子どもは「一人になったとき」が最も危ない

子どもの犯罪遭遇率は未就学児よりも小学生のほうが高く、これは小学校入学を機に登下校など一人で行動する機会が増えるためと考えられています。 We-are-csp

グループで行動しているときより、一人になった瞬間が狙われやすい。この点を意識すると、対策の方向性が見えてきます。下校時に友達と別れた後の「最後の数百メートル」が、実は一番リスクの高い時間帯かもしれません。

自宅周辺への防犯カメラ設置が有効な理由

「通学路の安全は学校や行政が考えること」と思いがちですが、家庭でできることも実はたくさんあります。その一つが、自宅周辺への防犯カメラの設置です。

記録と抑止、両方の効果がある

不審者にとって、カメラが設置されている場所は行動しにくい場所です。「見られている」という意識が犯行を思いとどまらせる効果があります。また、万が一何か起きた場合でも、映像が残っていれば警察への情報提供として役立ちます。

帰宅確認にも使える

最近のスマートフォン連携カメラは、子どもが帰宅した瞬間をスマホに通知してくれる機能があります。「今日ちゃんと帰ってきたか」を離れた場所から確認できるのは、共働き家庭にとっても安心材料になります。

自宅玄関・アプローチの「見える化」

帰宅直前は特に注意が必要な時間帯です。玄関前や自宅アプローチをカバーするようにカメラを設置しておくと、子どもが鍵を出して入るまでの様子を記録しておくことができます。見知らぬ人物が近づいていないかを後から確認できる安心感は、意外と大きいです。

設置場所と選び方のポイント

自宅周辺の子どもの安全を目的とした場合、カメラの設置場所と選び方にはいくつかポイントがあります。

設置場所の基本:玄関・門扉・駐車場の出入り口付近が基本になります。子どもが最後に一人になる「自宅前の数十メートル」をカバーできる位置が理想です。

画角と画質:人物の顔や特徴が記録できる解像度が必要です。広角すぎると顔が小さくなって識別しにくくなるため、玄関付近は比較的狭い範囲をしっかり撮れるカメラを選ぶと有効です。

スマホ通知機能:人感センサーと連動して、人が近づいたときにスマホへ通知が届く機能があると便利です。子どもの帰宅確認だけでなく、不審な人物の接近にも気づくことができます。

夜間対応:帰宅が遅くなる習い事や塾帰りも想定して、夜間の赤外線撮影に対応したモデルを選ぶと安心です。

地域全体で「見える目」を増やすことが大切

防犯カメラはあくまでも手段の一つです。日頃から近所の大人同士が顔見知りであること、子どもが「助けを求められる場所」を知っていること——そういった地域のつながりと組み合わせることで、効果が最大化されます。

「子ども110番の家」は、犯罪被害に遭った、または遭いそうになった子どもが避難できる地域ボランティアの家で、目印のステッカーが貼られています。 We-are-cspお子さんに、通学路上のこうした場所を事前に教えておくことも、大切な準備の一つです。

防犯カメラを自宅に設置することで、「うちの前は見られている」という雰囲気が生まれ、周辺の安全性向上にも貢献します。個人の対策が、結果的に地域全体の抑止力になる——そういう側面もあります。

まとめ

子どもへの犯罪は、見知らぬ場所ではなく自宅の近く・帰宅後の時間帯に集中しているというデータがあります。通学路の終点である「自宅前」こそが、最も注意が必要なポイントです。

防犯カメラの設置は、不審者への抑止・帰宅確認・証拠記録という3つの役割を果たします。設置場所や機種の相談は、専門店に気軽に問い合わせてみてください。

ワイズセキュリティでは、防犯カメラのオンラインストアを開設しています。最新スペックの防犯カメラを順次ラインナップしており、全製品1年保証付きです。設置場所や用途に合ったカメラ選びについてのご相談も承っていますので、お気軽にどうぞ。 ワイズセキュリティ オンラインストア


引用元: 引用元:https://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/pdf/19p00400.pdf(警察庁 子どもを犯罪から守るための取組み) 引用元:https://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_protect-suspicious.html(千葉県警察 不審者情報の分析結果) 引用元:https://www.we-are-csp.co.jp/personal/column/column50.php(子どもを狙う犯罪に注意!親子で取り組む防犯対策)