防犯カメラってDIYで設置できるの?簡単に取り付けられるタイプを種類別に解説
防犯カメラを導入したいけれど、「工事業者に頼むと費用がかさむ」「新築の壁に穴を開けたくない」「できれば自分でやってみたい」と思っている方、意外と多いのではないでしょうか。
実は、防犯カメラの中にはDIYで設置できるタイプが複数あります。一方で「やっぱりプロにお願いしたい」という場合の費用感も知っておくと、比較しながら判断できて便利です。この記事では、DIY設置に向いたカメラの種類・実際の取り付け方法・プロに依頼した場合の概算費用まで、まとめてご紹介します。
DIYで防犯カメラを設置するなら、まず「電源」と「配線」を考えよう
防犯カメラをDIYで設置する際に、最初に考えるべきポイントは**「電源をどう取るか」と「配線をどうするか」**の2点です。この2つの条件によって、選ぶべきカメラのタイプが大きく変わります。
設置場所の近くにコンセントがあるか、屋外への配線が可能かどうかを事前に確認しておくと、カメラ選びがスムーズになります。なお、電源の新設工事や屋内配線の引き回しには電気工事士の資格が必要です。「ここまでは自分でできる、ここからはプロに」という線引きを最初に決めておくことが大切だと思います。
ワイヤレスカメラ――電源さえ取れればDIYで設置しやすい
ワイヤレス防犯カメラは映像の伝送を無線(Wi-Fi)で行うタイプです。配線工事が不要なため、DIY設置のハードルが低く、初めて防犯カメラを導入する方にも取り組みやすい選択肢です。
一般的に2.4GHz帯のWi-Fiを使って通信しますが、壁を一枚挟むだけで電波は大きく減衰します。木造住宅では15m程度、鉄筋コンクリート造では電波が届かないケースもあるため、設置前に電波環境の確認が必要です。
また、後からWi-Fiルーターを増設した際に干渉が起きて録画が途切れるといったトラブルも起こりやすいため、設置後も定期的な動作確認が必要です。電源コードの引き回しだけ工夫すれば、壁に穴を開けずに設置できるケースも多く、「見栄えよく設置したい」というニーズにも対応しやすいタイプと言えます。
バッテリー型カメラ――もっとも手軽にDIYできる、ただし充電管理が必要
電源工事も配線も一切不要なのが、リチウムイオンバッテリーを内蔵したバッテリー型カメラです。どこにでも置けてすぐに使い始められる、DIYに最も向いたタイプと言えるかもしれません。
ただし、常時録画の状態だとおおよそ2日程度しかバッテリーがもちません。そのため動きを検知したときだけ録画する**「モーション録画」を活用するのが一般的で、製品によっては3ヶ月程度の稼働が可能になります。一方でモーション録画は、木の葉の揺れやヘッドライトの光にも反応するため誤検知が多い**という側面もあります。
バッテリー型カメラの詳しい解説は、こちらの記事にもまとめています→電源工事不要の防犯カメラ、ソーラーバッテリーカメラについて解説します
ソーラー型カメラ――配線も充電も不要、ただし日当たりが命
バッテリー型の「充電しに行かなければいけない」という手間を解決してくれるのがソーラー型カメラです。ソーラーパネルで太陽光を電力に変換し、バッテリーを充電しながら稼働し続けます。
電源が取れない場所や、配線工事をしたくない屋外への設置に向いており、DIYで本格的な防犯対策をしたい方には特におすすめしたいタイプです。ただし、日照時間が短い季節や北側への設置では電力不足になるリスクがあるため、パネルの向きをしっかり調整することが重要です。
実際にDIYで取り付けるには何が必要?工具と手順を簡潔に解説
「DIYで設置してみたい」という方のために、実際に必要な工具と大まかな手順をまとめてみます。
用意しておきたい工具・材料
- 電動ドライバー(ネジ締め・下穴あけに必須)
- 水平器(カメラの角度を正確に合わせるため)
- メジャー・鉛筆(取り付け位置のマーキング用)
- アンカーボルト(石膏ボードや外壁への固定に使用)
- 配線モール(壁に沿って電源ケーブルを整理する際に便利)
- ケーブルクリップ(ケーブルを壁面に沿わせる際に使用)
おおまかな設置の流れ
- 設置位置を決める:侵入経路になりやすい玄関・裏口・駐車場などを優先。カメラの画角(水平・垂直)を確認しながら最適な高さ(地上2〜3m程度)を選ぶ
- 取り付け位置をマーキング:水平器を使いながら、ブラケットのネジ穴位置に鉛筆でマーキング
- ブラケットを固定:外壁や石膏ボードに下穴を開け、アンカーボルトでブラケットをしっかり固定する。ぐらつきがないかを必ず確認
- カメラを取り付けて画角を調整:ブラケットにカメラを固定し、スマートフォンのアプリでリアルタイム映像を確認しながら画角を微調整
- 電源ケーブルを整理:配線モールやケーブルクリップを使ってケーブルを壁面に沿わせ、見栄えよく仕上げる
- 動作確認:録画・通知・夜間映像が正常に機能しているかを確認して完了
DIYで設置する際の注意点として、外壁への穴あけは防水処理が必須です。コーキング剤でしっかり隙間を塞がないと、雨水の侵入でカメラや壁材が傷む原因になります。また高所作業は転落リスクがありますので、脚立の安全確認も忘れずに行ってください。
プロに工事を依頼するといくらかかる?概算見積もりの目安
「やっぱり自分で設置するのは不安」「確実に稼働させたい」という場合は、プロへの依頼も選択肢のひとつです。ワイズセキュリティの過去の実績をもとにした概算費用をご紹介します。
カメラ1台あたりの設置工事費:4万〜5万円程度
この工事費には、カメラの設置・コネクターの防水処理・画角調整が含まれます。
配線・部材費用:3万円程度
配線ケーブル・配管・防水ジャンクションボックスなどが含まれます。工事内容によってはポール建てや架空配線など追加部材が発生し、費用が上がる場合があります。
機器費用の目安
| 機器 | 概算費用 |
|---|---|
| 家庭用カメラ(本体) | 2万〜5万円程度 |
| 業務用カメラ(本体) | 5万〜10万円程度 |
| レコーダー(4台用) | 8万円程度〜 |
| モニター | 2万円程度〜 |
戸建て住宅への設置(カメラ2台の場合)概算例
| 項目 | 概算金額 |
|---|---|
| カメラ本体(2台) | 4万〜10万円 |
| 設置工事費(2台分) | 8万〜10万円 |
| 配線・部材費 | 3万円前後 |
| 合計目安 | 15万〜23万円程度 |
※上記はあくまで概算です。現場の状況・配線距離・建物構造によって変動します。正確な費用は現地調査を経た上でのお見積もりとなります。
プロへの依頼では、確実な録画環境の構築・適切な画角設定・防水処理まで一括して任せられるという大きなメリットがあります。「万が一の際に録画できていなかった」という事態を防ぐためにも、セキュリティ用途で長期運用を考えるなら工事依頼も有力な選択肢です。
DIYとプロ工事、どちらを選ぶべきか?
判断の目安をシンプルにまとめると、以下のようになるかと思います。
| 条件 | おすすめの方法 |
|---|---|
| コストを抑えたい・試しに導入したい | DIY(バッテリー・ソーラー型) |
| 新築で壁に穴を開けたくない | DIY(ワイヤレス・ソーラー型) |
| 長期間・安定した録画環境が必要 | プロ工事(有線カメラ) |
| 屋外の高所・複数台設置 | プロ工事を推奨 |
| 設置後のサポートが欲しい | プロ工事 |
DIYは手軽で費用を抑えられる反面、電波環境や充電管理など、設置後の維持に手間がかかる場面もあります。一方でプロ工事は初期費用がかかるものの、長期的な安定稼働という点では信頼性が高いと言えます。
まとめ――迷ったらまずご相談ください
防犯カメラのDIY設置は、製品と設置環境さえ合っていれば十分に実現できます。ワイヤレス・バッテリー・ソーラーそれぞれに特徴がありますので、設置場所の条件と優先事項に合わせて選んでみてください。
「DIYで設置できるか不安」「プロに頼んだ場合の正確な費用を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。お見積もりは無料で承っています。
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