防犯ブログ

田んぼや畑で使える防犯カメラをご紹介いたします

近年、様々な場所で防犯カメラが導入されていますが、今回は畑や田んぼ、ビニールハウスで使える防犯カメラをご紹介いたします。畑や田んぼでよくある問題や、設置環境に合わせた防犯カメラの種類など、この記事が参考になれば幸いです

田んぼや畑でよくあるトラブルについて

田んぼや畑において、近年トラブルは増えています。一番多いトラブルとしては鳥獣被害と言われています。鳥獣被害とは野生の鳥や猪によって、農作物を荒らされてしまい、収穫できなくなってしまうトラブルです。農作物は大切な商品なので、死活問題となりますので、対策を取ることが重要です。

また農作物の盗難被害もあります。特にブランド品を作っている場合、盗難の被害に遭いやすく損失額も年々、増加しています[和山1] 。また作業従事者の高年齢化や働き手の不足によって現地の様子を確認する労力を緩和し、省人化が求められています。

田んぼや畑でおすすめの防犯カメラ

田んぼや畑でおすすめの防犯カメラは電源工事不要、インターネット回線不要の防犯カメラです。畑や田んぼには水は通っていても、電源とネット回線が通っていない場合が多いため、この二つをクリアーした防犯カメラを選ぶようにしましょう。

まずバッテリーカメラです。カメラの内部にバッテリーが搭載されており、電源工事の必要がありませんので、田んぼや畑で使える防犯カメラです。バッテリーカメラについては以前、別の記事にもまとめましたので、そちらもご覧ください。

バッテリーカメラは電源工事不要ではありますが、バッテリーの充電が必要になるので、電源が落ちたタイミングで充電する必要があります。充電している間はカメラが使えないということになりますので、それでは防犯カメラの意味がありません。なのでバッテリー充電用でソーラーパネルを併用することをおすすめいたします。

バッテリーカメラのメリット、デメリット

バッテリーカメラ電源工事不要の防犯カメラのためとても便利で簡単に設置できる特徴を持っていますが、デメリットも多いので注意が必要です。まずバッテリーカメラとは低消費電力カメラとも呼ばれております。それは通常はスタンバイモードと呼ばれる状態になっており、消費電力を低く抑えた状態になっています。この状態でPIRセンサーは動いた状態になっているので、人や動物が通過した際に、カメラが起動し

録画を開始します。そのためカメラが起動している時間のタイムラグが出てしまうというデメリットがあります。

農作物の盗難被害を想定して防犯カメラを設置していた場合、犯人の後ろ姿しか録画出来ていなかったという可能性もありますので、設置する際は画角とカメラの向きには注意が必要です。またUSBケーブルを接続して常時録画にも対応しているバッテリーカメラもありますので、状況に応じて選ぶようにしましょう。

インターネット回線不要のSIMカメラ

畑や田んぼにはWIFIや光回線が通っておりませんので、インターネットを使った遠隔監視をしたい場合はSIMカードを使った遠隔監視が必要となります。最近、導入が増えているのはSIMカードを挿して遠隔監視することができるSIMカメラです。

SIMカードはLTE通信を利用しますので、ドコモ、ソフトバンク、KDDIなどの主要なキャリアの電波を使って遠隔監視します。電波が届く場所であれば問題なく使えますので、日本全国ほとんどの場所で遠隔監視することができます。

アラーム機能

防犯カメラにはアラーム機能が搭載されています。アラーム機能とは動きがあった場合にカメラから音や光を発することによって威嚇する機能です。アラーム機能があることで、防犯カメラが設置されていることを広く周知することで窃盗犯を追い払い、野生の動物を威嚇することも可能です。アラーム機能を搭載している防犯カメラをおすすめいたします。