防犯ブログ

防犯カメラの形状やカラーリングについて、メリットやデメリット注意点を解説します

防犯カメラは形状によって設置する場所が異なり、推奨の設置場所などがあります。今回はそんな防犯カメラの見た目について解説いたします。見た目を気にすることはあまりないかもしれませんが、防犯の観点からもとても重要なことですので、今回の記事で解説できればと思います。

防犯カメラの形状について

防犯カメラの形状は様々な形状とになっており、使用する用途や場所によって形状が変わります。意味はなさそうに思えますが、意外と重要で防犯カメラの形状によって防犯抑止効果や来店者に与える印象が変わってきますので、購入前にしっかりと検討した上で導入するようにしましょう。

バレット型カメラ

バレットとは日本語で弾丸を意味しますが、弾丸のような形状をしている防犯カメラです。屋外に設置することで、見た目に威圧感がありますので、防犯カメラが設置してあることが一目で分かるようになっています。防犯カメラが設置してあることが分かれば空き巣などの侵入者は、犯行を諦めやすく見た目に威圧感のあるバレットカメラはおすすめです。バレットカメラは屋外に設置することを想定しているため、防水防塵性能が高く金属筐体により対候性も高いのが特徴です。

ドームカメラ

ドームカメラとはドーム形状をした防犯カメラです。半球状のドームカバーが付いており、レンズがどの方向を向いているのか分かりずらくなっています。バレットカメラに比べて威圧感がないので、店舗や戸建ての室内で使われることが多い形状となっています。ドームカメラは耐衝撃性能を持ったカメラも多く、耐衝撃ドームと呼ばれており性能はIK表記されていることがあります。バレットカメラと違って、プラスチック製のドームカメラもありますので、全て屋外で使用できるわけではありませんので、ご注意ください。

BOXカメラ

BOXカメラが箱型のカメラです。最近では見ることが減りましたが、以前は屋内用のカメラとして使われることが多かった形状です。レンズが別売になっており、見たい状況に応じてレンズを交換して使うことが主流の防犯カメラです。BOXカメラは屋内用のカメラになりますので、屋外で使用することはできませんので注意が必要です。

防犯カメラのカラーリング

防犯カメラのカラーリングですが、基本的に多いのは白色筐体の防犯カメラです。なぜ白色なのかは所説ありますが、まずが屋外カメラであれば、熱による問題を軽減することができます。屋外に設置する防犯カメラは直射日光に当たり続ける環境となりますので、機内の温度が急激に上昇し、システムが不安定になる可能性があります。そうした場合に防犯カメラとしての機能が果たせなくなりますので、防犯カメラの内部温度を上げすぎないために白色となってる場合が多いです。黒色や濃い配色だと熱がこもりすぎてしまうため、使用の場合は注意が必要です。

外観になじむ防犯カメラデザイン

また最近では見た目を建物の外観に合わせてデザインされたオリジナル防犯カメラも増えています。オーダーでデザインした外壁に合わせてカメラの色や形状をオーダーするのも一つの方法となります。また景観法に該当する地区に防犯カメラを設置するのであれば、景観に配慮したデザイン、カラーリングの防犯カメラを選ぶようにする必要があります。また寺院、仏閣などもそうした配慮が必要な建物だと言えます。

防犯カメラの形状、カラーリングはとても重要

防犯カメラを選ぶ際にカラーリングや形状はとても重要になります。機能を選ぶのと同じように防犯カメラを選ぶ際は注意するようにしましょう。