防犯ブログ

防犯カメラの盗難やいたずら対策について、出来る事と注意点を解説します

防犯カメラを使う際に盗難やいたずらなどのトラブルが発生しています。せっかく設置したのに盗難されては防犯カメラの意味をなしませんし、証拠映像も残らないのでトラブルを解決することもできません。そのため防犯カメラに対するいたずらや盗難を防止する方法や注意点について解説いたします。

防犯カメラでよくあるいたずらや盗難について

防犯カメラへのいたずらでもっとの多いのが、カメラを破壊されることです。バレット型カメラであれば、その形状もありますので、バットのようなもので叩けば簡単に壊すことができます。完全に破壊することは出来なくても向きを変えるだけでも防犯カメラとしての性能が発揮できなくなりますので注意が必要です。またスプレーやペンキでカメラのレンズを塗り、見れなくなってしまいます。このようないたずら行為はタンパリング行為と呼ばれており、タンパリング検知機能によって、このようないたずら行為を検知することも可能です。スプレーのようなものだと、あまりにも不審なため、布をかぶせるなどの行為であれば簡単に防犯カメラの映像をシャットアウトすることができます。

防犯カメラのいたずらや盗難を防ぐ方法

防犯カメラへのいたずらや盗難は簡単にできますので、しっかりと対策をすることが重要です。まず破壊に関しては、防犯カメラの設置位置を見直すことで、破壊されなくなります。具体的にはカメラの設置位置を3m~3.5m程度の高さにすることで破壊されにくくなります。またドームカメラであれば耐衝撃ドームカメラを設置することで、破壊行為に対しても強く安心して使うことができます。耐衝撃性能はIK規格で表記されています。IK10等級の耐衝撃ドームカメラにすることをおすすめいたします。

盗難については、ワイヤーを使って盗難されにくくするという方法もありますが、物理的には完全に防ぐことが出来ません。そのため盗難された際の録画データをしっかりと残しておくことをおすすめします。具体的には録画データをクラウド上の保管しておくことで、レコーダーが盗難された場合でもクラウドに録画データが残っていれば、犯人を捜索する際の証拠データとして活用することもできますので、録画データをクラウドに残しておくようにしましょう。

いたずら検知

防犯カメラにはいたずら検知機能が搭載されています。これは前述しましたタンパリング行為を検知する防犯カメラ機能です。タンパー検知機能を使うことで、防犯カメラの異常をすぐに察知することができますのでタンパー検知が付いている防犯カメラを選ぶようにしましょう。実際にいたずらや盗難にリアルタイムに気付くことが出来れば、被害は最小限に抑えることができます。また防犯カメラを広角レンズにすることで、より広範囲を監視することでいたずらに対して見逃すことなくがありませんので安心です。

防犯カメラの管理の徹底

防犯カメラは運用と管理を徹底するようにしましょう。いたずらや盗難が、店舗のスタッフによる場合があるからです。店舗備品の盗難や売上金を盗難した際に、スタッフによる防犯カメラの盗難を防ぐには、防犯カメラを鍵付きの部屋で管理し、パスワードは管理者以外が分からないように管理しましょう。パスワードを管理することのメリット防犯カメラのハッキングにも有効です。防犯カメラはパスワードを初期値に設定することで、ハッキングされるリスクが大幅に高まります。ハッキングのリスクについては以前、別の記事にまとめましたので、そちらもご覧ください

防犯カメラのいたずらや盗難対策を実施しましょう

防犯カメラはいたずらや盗難にあいやすく事前の対策がとても重要になります。ぜひこの機会にいたずら盗難対策を実施しましょう