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防犯カメラのバックアップは必要なのか!?利用方法と使い方を解説！

　防犯カメラ

防犯カメラの録画データはバックアップする必要があります。バックアップする理由や方法は多くありますが、いざバックアップするタイミングでやり方が分からないとバタバタになるといけないのでこの記事がその参考になれば幸いです。

防犯カメラの録画データの取り方

まずは防犯カメラの録画データの取り方について解説します。防犯カメラの映像の録画方法によってバックアップの取り方は変わりますので確認するようにしてください。録画方法の詳細については別の記事にもまとめていますのでそちらもご覧ください。

防犯カメラの録画方法について解説します

ハードディスク録画

基本的な録画方法になります。DVR(デジタルビデオレコーダー)と呼ばれる録画機でデータを録画します。ハードディスクは１TBから選べます。カメラの台数やカメラの設定にもよりますが、２週間から２か月程度の長期間の録画が可能です。ハードディスクは消耗品となり３年間から５年間程度で故障すことがありますので注意が必要です。

SDカード録画

街頭防犯カメラなどでよくある録画方法です。SDカードやマイクロSDカードで映像録画する方法です。SDカードは一般的な防犯カメラで128GB程度のSDカードが使用されます。ハードディスクに比べて熱と衝撃に強いので、屋外の炎天下の中で使うような街頭防犯カメラに使われる録画方法の取り方です。

防犯カメラSDカード録画のメリット・デメリットについて

クラウド録画

クラウドサーバーに録画する方法です。クラウド録画は月額のランニング費用を支払う形で利用する録画サービスです。クラウド録画のメリットはサーバー側で冗長化してデータを保存しているので、録画データがクラッシュする心配がありません。インターネット環境がある限り録画し続けますので安心して利用することができます。

バックアップを取る理由

防犯カメラのバックアップを取る理由は色々な理由があります。そんな中でも最も多い理由を二つご紹介いたします。

警察への映像提供

バックアップを取る理由でもっとも多いのが警察はへの映像提供です。事件や事故があった際に防犯カメラの映像は捜査の役に立ちますので基本的には警察からの映像提供依頼があります。その際に警察にデータを渡す必要がありますので、録画データをバックアップする必要があります。流れとしては警察からの映像提供依頼があり、録画データの確認をした上でバックアップを取りますので、時間にすると１時間以上の時間が掛かります。

警察への映像提供依頼に関してはこちらの記事をご覧ください。

警察に防犯カメラ映像を見せるのは義務なのか？

録画データの永久保存

録画データは基本的には上書き保存になります。そのため録画を続けていくと、古いデータから順に上書きされていきます。そのため録画データを残しておきたい場合はバックアップを残しておく必要があります。また録画データがクラッシュした際の保険としてバックアップを保存しておくという理由もあります。ハードディスクやSDカードは消耗品になるのでバックアップがあると安心して使うことができます。

バックアップを取る方法

実際にバックアップを取る方法について解説します。方法によっては別で機器を購入する必要があるものもありますので注意が必要です。

USBデバイス

USBコネクターを搭載したUSBメモリーやUSB外付けハードディスクです。ＤＶＲなどレコーダーを設置している場合、必要にるバックアップ方法です。16GB程度のUSBメモリーであれば数百円から購入可能です。容量が小さいとバックアップできる録画データの時間も短くなりますので、必要な分の容量を購入するようにしましょう。

クラウドバックアップ

クラウド録画している場合にインターネット経由でバックアップする方法です。パソコンがあれば離れた場所から遠隔でバックアップすることができます。USBバックアップだと現地でバックアップする必要がありますので現地に行かなくてよいのがメリットです。DVR(ハードディスク)を使用している場合も遠隔監視をしている場合は、遠隔でバックアップすることができます。

バックアップを取る際の注意点

実際にバックアップを取る際の注意点について解説いたします。

バックアップを取る時間

バックアップを取る際に録画データの時間の注意してください。理由は録画データの時間の長さはバックアップを取る時間に比例して長くなるため、１日分の録画データを抜き出す際は相当な時間バックアップに要してしまいます。基本的に事件や事故が起こる瞬間のデータをバックアップしますので、10分から30分程度の録画データをバックアップするのが基本的な考え方になります。

ファイル形式

ファイル形式は一般的にはMP4やAVIなど汎用的なファイル形式でバックアップが可能です。このようなファイル形式の場合、パソコンにインストールされているソフトで再生が可能です。他には防犯カメラのメーカーごとのファイル形式を選択する方法があります。その場合は再生用の専用ソフトをインストールする必要がありますが、基本的にはバックアップ時に一緒にインストールされるようになっています。

販売店にご相談ください。

防犯カメラのバックアップを取るには手順があります。大切な録画データが消えてしまったがいけないので、防犯カメラの録画データのバックアップが必要な場合は販売店に問い合わせするようにしましょう。