防犯ブログ

SIMカードを使った遠隔監視とは、インターネットが要らない防犯カメラ

防犯カメラを遠隔から監視する場合はインターネットが必要になります。インターネットは自宅のWIFIや光回線などを使ってインターネットを使いますが、場所によってはWIFIなどインターネット回線がない場所があります。そいうった場合に使えるのがSIMカードを使った防犯カメラです。スマホ回線を使った防犯カメラと言えば分かりやすいかもしれません。今回はそんなSIMカメラに付いて解説いたします

どういった場所で使われるのか

そもそもSIMカメラはどういう場所で使われるのでしょうか?先ほどもご説明したようにインターネット回線がない場所で使われていますが、主には畑やたんぼ、キャンプ場、山間部の建設現場など、まだまだインターネット環境がない場所は多くあるのが現実です。

SIMカードを使った通信であれば、ポケットWIFIやスマホのデザリングなどでいいのでは

ないかと思われますが使用には注意が必要です。理由としてはポケットWIFIなどは使わない場合にスタンバイモードになってしまったり通信ができなくなる可能性もあるため、防犯カメラとして運用するのは注意が必要です。

SIMカメラは費用が高いのか

SIMカメラはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?実際のWIFIカメラに比べて機器の費用は高くなります。またスマホと同じく月額費用がランニングコストとしてかかってきます。このランニングコストがネックになってくるので、出来る限り安く抑えたいところです。

またSIMカードによってはVPNサーバーを利用していたりすることによって、遠隔監視ができない場合もありますので互換性などありますので選ぶ際は注意が必要です。

SIMの通信方式は

現在のところSIMカメラで使われている通信方式としては4G、LTE通信がメインになっています。LTE通信とはWIFIとは違い基地局によりますが、数キロから数百メートルの距離の電波を飛ばすことができます。MNOはドコモ、KDDI、ソフトバンクがあります。最近では楽天も選択肢の一つになりました。

LTEは電波塔の設置場所によって電波強度が変わってきますので、各キャリアの電波がどれくらい届くのか確認した上で選ぶようにしましょう。

実際に電波が飛んでいるエリアかどうかは以下のサイトでかくにんすることができますので参考にしてください。

SIMサイズ

SIMカードは3種類の大きさがあります。使用する機器に合わせてSIMサイズを選ぶ必要があります。まずは一番小さいサイズのナノSIMカードです。サイズは12.3mm✖️8.8mmです。次に大きいのがマイクロSIMです。サイズは15mm✖️13mmです。最後のサイズは標準SIMでサイズは25mm✖️15mmです。

それぞれのSIMカードサイズは対応していない機器では使用できませんので購入サウル際にはしっかりと確認して注文するようにしましょう。

SIMカード不具合

SIMカードにもIT機器同様に不具合がありますので注意が必要です。先日、NTTドコモが一部の製造番号のSIMカードに製造工程にて不足しており、突然、通信ができなくなる可能性があるとニュースにもなっていましたが、そうした不具合も念頭に入れておく必要があります。

防犯カメラはセキュリティ機器になりますので、映像が確認出来なくなることにはリスクがありますので、しっかりと対応出来るか確認した上で購入するようにしましょう。