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防犯カメラのハウジングケースとは?選びか注意点を解説いたします

防犯カメラはレンズや通信機能を搭載した精密機器ですが、屋外で使用することも多く過酷な現場で使われることが多いですが、その際はハウジングケースに入れて屋外で使用することができます。最近ではハウジング一体型と呼ばれる防犯カメラが登場しました。今回はそんなハウジングケースにて解説いたします。

防犯カメラのハウジングケースとは

防犯カメラのハウジングケースとはどのようなケースなのでしょうか?ハウジングケースとは、BOX型カメラをハウジングケース内に収納して設置するタイプの防犯カメラです。ひと昔前はBOX型のカメラしかなかったので、屋外で使用するにはハウジングケースが必須でした。最近ではハウジングケースに搭載済みの防犯カメラが登場したことによって、ハウジングケースそのものを見ることがなくなりつつあります。

ハウジングケースは金属筐体となっており、中には防犯カメラが設置できる充分なスペースがあります。また防水仕様になっているので、ケーブルなどの入線口も備えられており、屋外で防犯カメラを使用するために必要なケースです。

ハウジングケースの種類

ハウジングケースには様々な種類がありますが、ここでは代表的な種類のハウジングケースをご紹介します。まずはヒーター付きのハウジングケースです。なぜヒーターが付いているのかというと、豪雪地帯に防犯カメラを設置する際に、カメラ内部のシステムを保護するためにヒーターで内部の温度を上げます。また雪でカメラの視界が悪い時にヒーターで暖めることでクリアーになるという効果もあります。

次にあるのは、ワイパー付きのハウジングケースです。正面はガラス製のレンズになっているのですが、雨が降ることによって、水滴が残り視界が悪くなりますので、ワイパーが付いていることでそうした視界不良を防ぐことができます。先程のヒーター同様に付いていると便利なハウジングケースの機能です。

そして沿岸部で使用されるハウジングケースの場合は、耐塩害仕様の防犯カメラです。沿岸部にハウジングケースを使用することで、塩害によりハウジングケースが錆びますので、耐塩害仕様にすることで、錆びなくなります。こうした様々なケースに対応したハウジングケースがあるのが特徴です

ハウジングケースの素材

ハウジングケースでよくある素材としては、鉄性の筐体です。鉄製のハウジングケースのメリットとしては、コストが安く安価であるという点です。数千円という安さでハウジングケースを購入することが可能です。次にあるのはステンレス製のハウジングケースです。こちらは防爆仕様のハウジングケースが多く、特殊なエリアに防犯カメラを設置する場合に、多いハウジングケースです。

防爆ハウジングケースとは、例えば化学薬品プラントや石油コンビナートなど、ハウジングケースへの耐蝕を防ぐまたカメラが爆発した際に、飛び火することを防ぐことが目的となっておりますのでケースは慎重に選ぶことが重要です。

ハウジングケースのメリット 説明しました通り近年ではハウジングケースを使用することが少なくなってきたものの、使用するメリットもあります。ハウジングケースを特殊な現場で使用する場合は、一体型だと販売されていることが少なく、むしろハウジングケースを使った方が効果的と言えます。そのため特殊な現場でカメラを使う場合は、ハウジングケースに収納して使うことが重要です