こんにちは!ワイズセキュリティです。今回は店舗に防犯カメラを設置する際の注意点について解説いたします。万引きや内引きなど店舗では昔から防犯カメラのニーズがありました。最近では防犯カメラを設置する際にいろいろと問題もあるようですのでその点について解説していきたいと思います。
目次
薄暗い店内でも使えるスターライトカメラ
最近の店舗は暖色系の明かりを使っていることもあって夜はかなり薄暗い場所も多いのでスターライトカメラをおすすめします。スターライトカメラとはSONY製の夜間暗がりでの監視に特化したSTARVISイメージセンサーを使用した防犯カメラです。
最近はこのスターライトカメラは多く普及しており、たくさんのメーカーが製品を発売しています。ちなみに赤外線カメラと併用することで薄暗がりでは低照度カラー撮影して、閉店後は赤外線モードに切り替えて暗視撮影するなどできます。
非発光型IR
例えば夜間赤外線が発光するような暗いナイトクラブなどでは、赤外線の赤いLEDがお客様に対して威圧感を与えてしまいます。
そのため夜間の暗視撮影時は赤外線LEDの赤い点が光らないように非発光型のIR機能を持ったカメラをおすすめします。
マイク付きカメラ
店舗でよくあるトラブルがお客様とのレジトラブルです。レジでお会計をしているスタッフが釣銭を間違えていないかどうかをレジ上に設置したカメラで確認します。
またその際にマイク付きの防犯カメラをおすすめします。理由として店舗でお会計をする際に確認も含めて口頭で金額を伝えることになりますので、釣銭の金額が間違えていなかったどうかをマイクで確認することできます。
基本的なマイクは集音マイクと呼ばれているマイクで、周囲の雑音も拾ってしまうので、カメラの真上に設置するかレジの横に設置するのが一般的です。
レコーダーは省スペース型がおすすめ
レコーダは省スペース型をおすすめします。理由としましては店員が内引きする際などにレコーダーの場所が分かっていると録画データを消したりレコーダーを壊したりする可能性があるからです。レコーダーは天井裏など簡単には触れない場所に設置するために省スペース型のサイズの小さな録画機をおすすめします。
また最近はクラウドで録画できる防犯カメラが発売されていますが、インターネットが使えないと通信できない問題があります。基本的に防犯カメラは24時間365日安定して録画が録れていないと意味をなしませんので、ローカルでのシステム構築の方がおすすめです。
センサーを組み合わせてセキュリティを強化する
閉店後に窓ガラスを割って空き巣が入られたりした時のために各種センサーを防犯カメラに組み合わせて使用することができます。例えば窓にマグネットセンサーを付けて窓からの侵入時にアラーム発砲したり、フロアにパッシブセンサーを設置して侵入者を検知した時にアラームします。
アラーム信号を防犯カメラ用のレコーダー経由でメール通知することで、簡易的な警備システムを構築することも可能です。
例えばセンサーが反応した時にカメラの映像を見ることがで事前に警察に通報することも可能です。警備保障会社は警備法により通報があってから30分以内に現場に急行するとありますが、基本的に空き巣に要する時間は10分と言われています。
つまり警備保障会社は泥棒が入ったことを教えてくれるだけで入られないということではありません。警備保障会社の高い月額料金を払い続けるなら、自主警備のシステム構築をおすすめします。
ディープラーニングを活用したマーケティング
ディープラーニングを活用した機能を搭載した防犯カメラが増えています。例えば帆とが多く滞留している場所は赤く表示する、少ない場所は青く表示するヒートマップ機能があります。人が多く滞留しているということはその場所は人が集まる要因があるということを視覚化しています。
またピープルカウント機能は人数をカウントする機能です。カメラの前を通り過ぎて入場する人数と退場する人数をカウントします。近年ではコロナの影響により入場する人数を制限したい場合など活用される機能です。
店舗での防犯カメラ設置をおすすめします
今回は店舗での防犯カメラ設置事例をご紹介しました。防犯目的ではもちろんですが。マーケティングへの活用など用途は広がっています。防犯カメラは資産の一部であり、店舗を運営する上で不可欠な存在です。
導入前にぜひ一度ワイズセキュリティへご相談ください。今回も最後までご覧いただきありがとうございました!z