いつもご覧頂きありがとうございます!今回は防犯カメラにまつわる専門用語について解説いたします。車を買う時にもパワステやらオートライトなど専門用語が読めないと買った後に後悔してしまうことにもなります。
防犯カメラも購入前に最低限の専門用語を覚えておくことで購入した後に失敗したということにもならないように注意が必要です。
今回はそんな防犯カメラの専門用語について解説いたします。
防犯カメラ関連の専門用語(基本知識編)
カメラハウジング
防犯カメラが出たばかりのころはBOX型の屋内カメラが主流でした。そのため屋外で使用する場合は別途カメラハウジングに収納して使用する必要がありました。
最近ではハウジング一体型の防犯カメラが登場しておりなかなか使われない言葉になっていますが、特殊な現場では用途に合わせたハウジングが使われています。
例えばスキー場などの豪雪地帯ではワイパー付きハウジングやヒーター付きハウジングなどを使用したりしています。
DVR(デジタルビデオレコーダー)
DVR(デジタルビデオレコーダー)に略でハードディスクを搭載しており、カメラ映像を録画する装置です。最近は録画機能の他にもネットワークに接続した遠隔監視機能やアラーム機能など防犯に必要な機能が盛り込まれています。ネットワークカメラの場合はNVR(ネットワークビデオレコーダー)とも呼ばれています。
バリフォーカルレンズ
一眼レフカメラをお持ちの方なら分かるかと思いますが画角の被写体に対してどこにピントを合わせるのかを決めることが大切です。すぐ手前でピント合わせるのかカメラからある程度の距離でピントを合わせるのかをバリフォーカルレンズなら決められます。
防犯カメラのようなカメラの場合、一度、画角を決めるとその画角のまま撮影することが多いので基本的には設置したときに合わせた画角のまま使用します。
防犯カメラの種類によりますが、手動で調整する手動タイプと遠隔で調整する電動タイプと2種類あります。どちらも購入後は使わない機能なので気にする必要はありませんが電動タイプが主流になりつつあります。
プログレッシブスキャン
プログレッシブスキャンとはカメラの走査線方式になります。プログレッシブスキャンより以前はインターレース方式が採用されていました。インターレース方式は1枚の画像を2回に分けて走査線を表示して映像にするのに対してプログレッシブスキャン方式は1枚の絵を一回で表示する方式です。
防犯カメラは録画データを見る際に静止画でコマわりで見ることが多いのでインターレース方式だ不鮮明になってしまい見ずらかったのをプログレッシブスキャン方式にすることで鮮明な映像で見ることができます。
防水・防塵等級(IPX)
屋外用の防犯カメラであれば防水仕様になっており、雨に濡れても壊れないようになっています。2003年に国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)で定められた等級があります。屋外用の防犯カメラであればIP65からIP67等級のものが多く見受けられます。