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防犯カメラが映らない原因と対処法

防犯カメラが映らない時に故障かな?と思った時の原因と対処法について解説します。。買って3年も経てば気付いたら映像が映ってないということもよくあります。しかし機器の故障ではなく少し操作するだけで直る可能性もありますので、ぜひこの記事の内容をお試しください。防犯カメラでよくある不具合症状は別の記事でも紹介していますのそちらの記事もご覧頂ければ幸いです。

防犯カメラが映らない時にできること

防犯カメラが映らない時にチェックするポイント

初めに防犯カメラが映らなかった時にチェックするポイントについて解説します。何が原因で映らないのか切り分けすることが重要になります。一つずつチェックして何が原因で映らないのか調べてみましょう。

電源が入っているか

防犯カメラまたはレコーダ、モニターの電源が入っているかチェックしましょう。ただコンセントから電源ケーブルが抜けているけで防犯カメラ映像が映らなくなってのかもしれません。。電源タップを使っている場合、電源タップに問題ないかもチェックしましょう。

配線ケーブルに問題ないか

機器同士の配線ケーブルが外れかけている場合もありますので、機器同士の接続ケーブルが抜けていないかもチェックするようにしましょう。配線ケーブルの上に机や棚が置いてある場合、ケーブルが断線してしまっている場合もありますのでケーブルに損傷がないかチェックしてください。

インターネット接続に問題ないか

ネット遠隔監視をしている防犯カメラが映らない場合は、インターネット接続について問題ないかチェックするようにしましょう。機器のLANケーブルが接続されているコネクタのリンクランプが光っているかどうかチェックして、その後にインターネットが問題なく接続できるかチェックします。レコーダーに付いているLANケーブルを外してパソコンに繋げばインターネットの通信をチェックできます。

防犯カメラが映らなくなる原因

次は防犯カメラが映らなくなる原因について解説いたします。経年劣化、天災など要因はたくさんあります。既に防犯カメラを設置済みの場合は事前にチェックして対策することをおすすめします。

レコーダーの設置環境

防犯カメラは屋外用であれば防水・防塵機能を持っており、過酷な環境でも使用ができますがレコーダーはハードディスクを搭載した精密機器のため設置環境に注意が必要です。例えば熱がこもりやすい場所や、ほこりが多い場所では故障する可能性も高まります。風通しのよい場所に設置して定期的な清掃を実施してください。特にケースファンを搭載しているレコーダーは内部にほこりが溜まりやすいので注意してください。

メンテナンス不足

防犯カメラはセキュリティ機器になりますので、定期的なメンテナンスが必要です。設置して何年も放置していれば何かあった時に故障してしまうのも仕方ありません。毎日見ている余裕はないのであれば少なくとも1年に一回は問題なく使えているかチェックするようにしましょう。防犯カメラが高い位置に設置してあったり、台数が多いなどメンテナンスが大変な場合は専門の業者に依頼するようにしましょう。

経年劣化と災害

精密機器は経年劣化でいつかは壊れます。最近では価格も安い防犯カメラも増えていますので、経年劣化して故障する前に買い替えを検討するのも一つです。防犯カメラの法定耐用年数は通信機器に分類されていますので6年と言われていますので、5年程度での更新が推奨されています。また屋外に設置している防犯カメラの場合は雷や台風などで故障する可能性は高いので、特に台風シーズンなどは防犯カメラに問題ないかチェックするようにしましょう。

防犯カメラの映像が映らない時の機器症状

防犯カメラが映らなくなっている場合、機器にも異常な症状が起きている場合があります。映像が映らないだけでなく他にも色々な不具合が発生しているかもしれませんので、症状が出ていないか調べてみてください。

異常な音がする

防犯カメラやレコーダーから異音が発生している場合は、機器が故障しているかもしれません。特にレコーダーはハードディスクに異常が発生した際に、ピーピーとブザー音が鳴ったりします。そういった場合、映像が映らない他にもハードディスクに異常があり録画できていない可能性もあります。

機器が熱くなっている

機器に触ってみて触れていられないくらい熱くなっている場合は機器が故障している可能性があります。機器が熱すぎる場合は場合によっては発火する危険性もありますので早めの対処をするようにしてください。

異臭がする

カメラやレコーダーが焦げ臭いなどの異臭がする場合などは注意が必要です。機器内部の基板など溶けたりしておりそれが原因で焦げ臭い臭いが発生します。落雷があった時に機器への突入電流が定格をオーバーし機器の内部がショートした時など異臭がある場合があります。こちらの症状に関しても早めの対処が必要です。

防犯カメラが映らない時にできる対処法

防犯カメラが映らない時にできる対処法について解説します。機器を修理に出す前に改善する可能性もありますのでぜひお試しください。

防犯カメラの再起動

防犯カメラ、レコーダーのモニターの再起動を試してみてください。防犯カメラの再起動の場合、電源の抜き差しをして再起動できます。レコーダーの再起動に関してはハードディスクを搭載しておりクラッシュする可能性もありますので、メーカーマニュアルを参照して再起動するようにしてください。防犯カメラは精密機器になりますので、再起動で機器の不具合が直る可能性があります。

機器の初期化

何らかの原因によって内部的なバグが発生している場合は初期化で改善されることがあります。初期化ありますの方法は二種類あります。一つはコンフィグのみ初期化する方法と、工場出荷状態に初期化する方法です。工場出荷状態に戻す場合は機器の設定もすべて初期化されますので注意が必要です。ネットワークカメラを使用している場合など有効な対処法です。

ファームウェアアップデート

映像が映らない問題が複合的な要因の場合、機器のファームウェアアップデートで直る可能性もあります。インターネットに接続されている場合、自動でアップデートされる機器もあります。メーカーでのホームページで機器のファームウェアをダウンロードして、アップグレードしましょう。アップグレードには専門的な知識が必要になりますので専門の業者に依頼した方が安心です。

カメラレンズのクリーニング

防犯カメラ映像が白っぽくなる場合、レンズに汚れや蜘蛛の巣がかかっている場合があります。その際は、無水エタノールを付けた柔らかい布などでレンズの回りを拭いてください。赤外線カメラの場合、レンズが汚れていると夜間映像が真っ白になり何も映像が撮れないので早急な対応が必要です。台風や雨の次の日など汚れが付きやすいので、防犯カメラ映像を事前にチェックすることをおすすめします。

機器の故障と判断する前にまずはお試しください。

防犯カメラの映像が映らない場合、まず故障と判断するまえにご紹介したできることを実践して頂ければ幸いです。もし機器の故障でなかった場合、保守メンテナンスの出張費用など請求されてしまいます。昔と比べて防犯カメラを導入することが簡単になりましたが、より長く使って頂きたいと思っています。防犯カメラのメンテナンスをして快適なセキュリティライフをお過ごしください。