防犯ブログ

防犯カメラをDIYで設置する方法と場所などの注意点

防犯カメラをこれから購入しようと考えている方へDIYで設置する方法と設置場所についての注意点を解説いたします。防犯カメラの形状によって設置できない場所や注意する点は変わってきます。カメラの機能も含めて注意点について解説させていただきます。

防犯カメラの設置方法と場所などの注意点について解説します!

防犯カメラの設置場所について

建物によって設置できる場所は変わってきます。DIYで防犯カメラを設置する場合の設置場所と注意点について解説いたします。

防犯カメラを入口または裏口に設置する

入口に向けて防犯カメラを設置する場合、外から侵入者が入ってくることになりますので建物の中から入口の外側に向けて防犯カメラを設置します。その際逆行になる可能性がありますので逆行補正機能のついている防犯カメラの設置を推奨します。

防犯カメラを駐車場に設置する

防犯カメラを駐車場に設置する場合は隣接する駐車場であればカメラを建物の外壁に設置して駐車場を撮影します。外壁に設置する場合、壁が画角に入りすぎてしまうと赤外線暗視カメラの場合、夜間真っ白になってしまいますのでご注意ください。

また外壁に設置することが難しい場合は新たにポールを設置して防犯カメラを設置する必要がありますがその場合は専門の業者に依頼するようにしてください。

天井に設置する

室内に防犯カメラを設置する場合、防犯カメラを天井に設置します。オフィスや店舗に天井は石膏ボードであることが多いです。石膏ボードを貼り付ける際にアルミ製のフレームに取り付けることになります。防犯カメラをそのフレームにビスを打ち込むことで設置することができます。

石膏ボードに直接ビスを打ち込んで設置する場合はアンカーを打つことで落下を防止することができます。

外壁に設置する

屋外用のカメラを外壁に設置する場合は、防水ジャンクションボックスを使って設置します。外壁がサイディングの場合、目地のビスを固定することでキレイな外観で工事することが可能です。また屋外に設置する場合はケーブルなどが雨で濡れる場合もありますので、防犯カメラ用のジャンクションボックスにケーブルを収納することで浸水する心配がありません。

コンクリートの場合はコンクリート用のドリルで穴を空けてからでないと設置ができませんのでご注意ください。

ポールに設置する

敷地内にポールが設置されている場合、ポール取付金具を使用して設置することも可能です。ポールにカメラを設置した後はPF管を使用してポールに沿ってケーブルを配線します。また離れた場所に配線が必要な場合は架空配線が可能です。架空配線が必要な場合は架空配線用のケーブルを使用して張りを出して配線するようにしましょう。

防犯カメラの設置方法について

必要な部材は以下のようになります。基本的に防犯カメラはセキュリティが目的になりますので、配線ケーブルなどは全て隠蔽することが理想です。そのために様々に部材が必要になります。

カメラを露出配線する

カメラを露出配線する場合は写真のようにケーブルをアウトレットボックスに収納して配線ケーブルはPF管の中に入れて配線します。カメラのケーブル端子部分は防水ではないため自己融着テープを使ってケーブル接続部分を補修します。

アウトレットボックスは完全防水ではありませんので、ボックスの下側に水抜き穴を作っておけばアウトレットボックスが浸水する心配もありません。

カメラを隠蔽配線する

配線を隠蔽配線できるのであれば、出来るだけ隠蔽配線するようにしましょう。写真の現場のようにダウンライトが付いている現場であれば隠ぺい配線が可能です。隠蔽配線できるのか出来ないかについては写真のような点検口が付いていますので点検口を開けて配線を天井裏に通すことで配線できます。

また写真のような軒下であれば建物の内部へも天井裏を通じて配線することが可能です。防犯カメラはセキュリティカメラになりますので、配線が切られないように隠蔽配線するようにしましょう。

防犯カメラの設置で注意する点について

実際に防犯カメラを設置する時に注意するべき点について解説します。防犯カメラには多くの機能がありますので、その機能に合わせた注意点を解説いたします。

赤外線暗視カメラの白飛び

赤外線暗視機能の付いている防犯カメラは被写体が近すぎると白飛びします。例えば外壁にカメラを設置すると壁の面積が大きすぎると映像が真っ白になりますのでご注意ください。カメラの画角の3分の1以下に抑えることができれば赤外線の白飛びは抑えることができます。設置する際はカメラの向きに注意しましょう。

高さは3メートル程度の高さで

防犯カメラの設置する位置は3メートル程度の高さを出すようにしましょう。それ以上低い位置だとカメラにいたずらされる可能性が上がります。また3メートル以上の高さにすると高すぎて被写体を上から見下ろすような画角になりますので、侵入者の顔がしっかりとおさまる高さに防犯カメラを設置することが大切です。

侵入者の顔が見えるようにカメラは外側を向ける

セキュリティ目的でカメラを設置する場合基本的にカメラは外側を向いた状態になります。中から外に出ていく人ではなく、外からの侵入者を撮るために防犯カメラを設置するようにしましょう。

まとめ

防犯カメラをDIYで設置する際の注意点について解説させていただきました。配線距離が長かったり建物の構造が複雑だと設置が難しい場合がありますので、その際はプロの防犯カメラ工事会社に依頼するようにしてください。