防犯ブログ

防犯カメラをワイヤレス化する方法について

防犯カメラを設置する現場によっては有線でケーブル配線できない場合など、無線アンテナを活用して防犯カメラをワイヤレス化することができます。またカメラそのものがワイヤレスカメラになっている防犯カメラもあります。ワイヤレスカメラについては以前、別の記事にまとめましたのでそちらをご覧ください。

防犯カメラをワイヤレス化する理由

防犯カメラは基本的に有線ケーブルで配線します。そのため配線工事が難しい場合などワイヤレス化したいと要望を受けることがあります。どういった現場でワイヤレス化が求められているのか、事例を含めて解説していきます。

有線ケーブルでの配線が難しい時

有線でケーブルを配線工事するのが難しい場合にワイヤレス化の要望を受けます。例えば工場内の大型クレーンにカメラを設置して、操縦席で映像をモニターしたいと要望を受けた際にクレーンに有線で配線すると断線の可能性がありました。クレーンの先端と操縦席の間を無線化することで問題を解決しました。

他にも建物が2つあってその間を公道が走っており、架空配線も難しい場合に防犯カメラのワイヤレス化が求められることがあります。

設置工事が難しい場所

防犯カメラの設置が難しい場所でワイヤレス化が求められています。例えば山間部の状況をライブモニターした場合に長距離指向性アンテナを使用してワイヤレス化します。山間部は見通しが良いので電波も遠くまで飛ばすことができます。アンテナの機器によりますが最長で20km程度の長距離通信が可能です。

防犯カメラをワイヤレス化する方法

防犯カメラをワイヤレス化する方法はアンテナを設置する必要があります。主にアンテナは2種類ありますので、現場に合わせて選ぶようにしましょう。

指向性アンテナ

指向性アンテナは無線電波が飛ぶ方向が決まっているアンテナです。アンテナの向きをお互いを合わせる必要があるので、最初の設置工事が重要です。しかしその分電波到達距離が伸びます。また帯域も多く確保することができます。屋外で使用する場合は指向性アンテナをおすすめします。

無線AP

BR-310AC 製品写真

無線APは指向性アンテナとは違い空間全体に広がるように電波が飛びますので距離を出すことはできませんが屋内用途であれば、無線APを活用することができます。防犯カメラだけでなくパソコンや複合機などの機器をつなぐこともできるのでローカルエリアで電子機器の拡張性が高まります。

防犯カメラをワイヤレス化することの問題点

防犯カメラをワイヤレス化することはメリットばかりではなく問題も多くあります。ここではワイヤレス化することでの問題点と注意点について解説します。

通信が不安定になる場合がある

無線電波は2.4GHz帯や5GHz帯をメインで使っています。特に2.4GHz帯は電子レンジなどの生活家電も使用しており電波干渉しやすいという特徴を持っています。そのため屋外の設置したアンテナが何らかの理由により電波干渉した場合に映像がコマ落ちしたり途切れたりすることがあります。

防犯目的で使う場合にコマ落ちしているとせっかく録画していても意味がありませんので、できる限り有線ケーブルで配線することをおすすめします。

通信帯域や電波法

アンテナの種類によって電波法に抵触しないように注意する必要があります。特に5GHz帯は屋外で使用する場合にはルールがありますので気を付けてください。現時点では5.3GHz帯以外は条件付きで屋外使用できますので、問題ないか事前にチェックするようにしましょう。

詳細は総務省のHPでご確認ください。

https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/

おすすめのアンテナメーカー

防犯カメラをワイヤレス化するために必要アンテナを提供しているメーカーをご紹介いたします。

ハイテクインター

東京都渋谷区に本社を置くハイテクインター社の指向性アンテナはおすすめのアンテナです。特に5GHz帯でありながら屋外でも使用できる指向性アンテナをラインナップしており、電波干渉の心配がありません。また無線LANブリッジは数百メートルの距離で通信することが可能です。

指向性アンテナ搭載 屋外用無線LANアクセスポイント/ブリッジ

屋外用無線AP/ブリッジ DLB5-15ac

https://hytec.co.jp/products/wireless/dlb5-15ac.html

サイレックス・テクノロジー

京都府に本社を置くサイレックステクノロジー社は、世界に拠点を持つグローバル企業です。ワイレスの技術をコアに持つ研究開発型企業です。サイレックステクノロジーの無線APは防犯カメラ以外にもパソコンやプリンターなど多岐に渡るワイヤレスソリューションを可能にします。

高速通信規格IEEE 802.11ac対応ワイヤレスブリッジ

https://www.silex.jp/products/device_networking/bridge/br310ac.html

防犯カメラをワイヤレス化することで可能性が広がります。

防犯カメラをワイヤレス化することで今まで配線できなかった現場でも防犯カメラを導入することができます。また工事の工程を減らすことで工事費を抑えることができます。ぜひ防犯カメラのワイヤレス化をおすすめします。