防犯ブログ

ネットワークカメラのパスワードの管理

ネットワークカメラにはパスワードを設定する必要があります。パソコンとカメラを接続してログインする場合は、ユーザー名とパスワードの認証が求められます。パスワードは初期値が存在しており、ほとんどのユーザーは初期値のまま運用しているのが実態です。

パスワードを初期値のまま使っていることが原因で、ご自宅の防犯カメラが見られているとしたらどうでしょうか?今回はそんなちょっと怖い大事なパスワードのお話しです。

世界中のネットワークカメラが見られるサイト

こちらのサイトは世界中のネットワークカメラが見られるサイトです。こちら見て頂くと分かりますが、自宅に設置してあるカメラが堂々と見られています。もしご自身のネットワークカメラが公開されている場合は、まずパスワード変更するようにしてください。

というのもこのサイトで見られているネットワークカメラは基本的にパスワードを初期設定のままで使用していることが原因です。初期設定のパスワードは「admin」や「password」など他者から容易に推測されやすいパスワードになっていますのでこのサイトで見られてしまう原因になっています。

http://www.insecam.org/en/bycountry/JP

パスワードはなぜ必要なのか

ネットワークカメラになぜパスワードが必要なのか理由としては、パソコンやスマホと同じようにネットワークカメラの中の設定、画質やコマ数、圧縮方式などネットワークカメラにまつわる多くの設定が入っています。そのため遠隔監視やNVRに接続するなど、ネットワークカメラ内部の設定を読み込む必要がある場合にパスワードが必要になってきます。

パスワードを忘れてしまった場合

以上のようにパスワードはとても重要なものになりますので、扱いには厳重な注意が必要です。忘れてしまった場合はメーカーに連絡してパスワードをリセットしてもらわなければいけないので、かなり面倒なことになりますので、パスワードは必ず忘れないようにしましょう。

推奨するパスワードの決め方

パスワードのセキュリティを高めるために、容易に推測されにくいパスワードにする必要があります。推奨するパスワードとしては、英数字、大文字小文字と数字、記号のすべてを含めたパスワードにすることです。例えば「password」を「P@aSward12345」といったようなパスワードにするだけで推測されにくいパスワードになりますので、効果があります。パスワードをランダムで生成するアプリを活用して設定するようにしてください。