トレイルカメラと呼ばれる乾電池で動く防犯カメラは好きな場所に設置ができるので、キャンプやレジャーなど外出する際に持ち運ぶことができます。トレイルカメラはメリットもある反面デメリットもありますので、設置方法など工夫して効果を高めることが重要です。今回はそんな便利な防犯カメラ「トレイルカメラ」について解説いたします。
目次
トレイルカメラとは
トレイルカメラとは防犯カメラの一種で乾電池で駆動する防犯カメラです。カメラにPIRセンサーが内蔵されており、人が通過するとカメラが起動して撮影を開始します。
常時録画しているわけではなく、人が通過した時だけ電源が入るため省電力で駆動できるため乾電池で使うことができるのがポイントです。
元々は鳥獣観察用として使われていたものを防犯カメラとして使っており、「ハンディングカメラ」などと呼ばれてもいます。
映像の録画はSDカードに録画されます。録画データはトレイルカメラに付いているモニターかパソコンで再生します。
トレイルカメラのメリット
トレイルカメラのメリットは持ち運びができる点です。好きな時に好きな場所に持ち運べるのが最大のメリットになります。取付に関しても三脚やバンドなどで固定させるために、木に巻き付けたりして設置することができますので、設置工事も専門的知識や工具が必要ありません。
また電源工事が必要ないこともメリットの一つです。基本的に防犯カメラはカメラ用の電源を工事する必要がありますので、電源工事がいらないので購入したその日から使うことができます。また電源も単三電池で駆動しますので、費用を抑えて導入することができます。
インターネット環境がなくても使えるのも特徴の一つで、カメラを設置してローカル録画だけで使用することが可能です。通常の防犯カメラであれば機器代と工事費用、インターネッと費用など合わせて数十万円程度かかる場合もありますので、低コストで導入することができます。
防犯カメラとしての基本的な機能
トレイルカメラは防犯カメラとしての基本的な機能を搭載しています。画質は200万画素画質でありながら、防水防塵機能を搭載しており屋外で使用することが可能です。また赤外線暗視機能を搭載しているので夜間暗闇の中でも暗視撮影が可能です。
つまり24時間365日撮影ができる小型の持ち運びできる防犯カメラです。また画角に関しても水平110度の広角カメラで全体を見渡すことができます。PIRセンサーは120度となっており画角の外の動きを検知することもできます。
ソーラーパネルを搭載していれば、より長くバッテリーが持ちますので、長い期間使用することができます。
トレイルカメラのデメリット
最後にトレイルカメラのデメリットについても解説いたします。持ち運びが容易で簡単に設置ができる反面、防犯カメラとして使用する場合は外されてしまう可能性がありますので防犯カメラとして使用する場合は、しっかりと設置するタイプの防犯カメラの方が防犯効果を高めることができます。
あくまで簡易的な防犯カメラを安く導入したい、1日だけ録画を保存、移動持ち運びがしたいといった場合にはトレイルカメラは最適です。
トレイルカメラは簡易的な防犯カメラの導入に最適
トレイルカメラは安いもので5000円程度のものから、高くても20000円程度で購入することが可能です。ダミーカメラを購入するような感覚で購入して設置も容易ですので、まずはカメラの設置を検討している方におすすめです。ぜひ導入して防犯カメラとして検討してみてください。