とても身近で便利な存在のコンビニエンスストアですが、年中無休で24時間営業のお店がほとんどです。やはりそれだけ便利な反面、犯罪の温床にもなりやすいので、何らかの防犯対策を実施して店舗を守る必要があります。スタッフが多ければある程度、人の目で防犯することもできたものが、時代の移り変わりとともに働き手の不足、どこのコンビニも人材不足が悩みの種です。そうした中防犯カメラを活用して防犯することは今では当たり前となってきています。
目次
コンビニでよくあるトラブル
実際にコンビニでよくあるトラブルを知ることで、防犯カメラをどうやって運用するのか、設置方法や目的など決まってきますので、まずはどういったトラブルが多いのか把握することが大切です。
万引き
コンビニでもっとも多いトラブルが万引きです。ちょっとした気の緩みや、魔が差してしまい万引きをしてしまったり、中には組織で万引きをする悪質なものまで存在します。いずれにせよ、万引きがコンビニの経営に悪い影響を与えた場合、倒産する可能性もあるのです。たかが数百円の万引きでも見過ごすことはできません。
コンビニ強盗
今でもコンビニ強盗は存在しています。一生懸命、スタッフが働き稼いだ売り上げを、強盗という卑劣な手段で得ようとする不届きものがまだまだ蔓延っています。強盗に合う確率は小さいかもしれませんが、もし強盗の被害にあった場合、最悪の場合、売上金だけではなくスタッフやお客様に被害が及ぶ可能性があります。そうした事件はゆくゆく店舗への悪評となる可能性もあり、そうした被害が起こる可能性は極力抑えることは事業者の義務と言えるでしょう。
スタッフによる不正
コンビニでは主にアルバイトスタッフが従事していますが、残念ながらスタッフによる不正もあることは事実です。スタッフによる売上金の盗難から、商品の内引きなど気付くことができなければコンビニの経営に大きな打撃を与えます。来店客の不正を防ぐこと以上に店舗のスタッフによる不正の方が見つけることは困難になります。そして万が一、スタッフによる不正を発見しても、証拠がなければ言い逃れできてしまうので、防犯カメラを使ってしっかり証拠を残しておくことが重要です。
防犯カメラを設置するメリット
コンビニ経営に影響を与えるような不正行為は多く存在していますので、防犯カメラを設置することで一つでも多くの問題を解決していく必要があります。実際に防犯カメラを設置することで、トラブルを解決する以上にどういったメリットがあるのでしょうか。
犯罪抑止効果
防犯カメラを設置することでカメラで見られているという意識を醸成することで犯罪抑止効果が高まります。犯罪を抑止することに成功すれば、防犯カメラを設置した効果はあるでしょう。そのため防犯カメラを設置する場合は、カメラが設置してあることを周知させ犯罪者に伝わるようにしなければ意味がありません。
また室内であればドームカメラと呼ばれるカメラにすることで、レンズがどの方向を向いているか分かりませんので、死角がどこまでか、どのエリアが見られているか分からないと思わせることで防犯抑止効果が高まるという効果が期待できます。いずれにせよ防犯カメラを設置することで、犯罪を抑止することができます。
業務効率化
防犯カメラが設置してあることで業務を効率化することができます。その最たるものとして遠隔監視機能です。防犯カメラの遠隔監視機能を使うことで業務を効率化することができます。今までは常時、店舗でスタッフの様子を把握しければいけなかったり、正規のスタッフを常駐させる必要があったため、掛かるコストも高く非効率的であったものが遠隔監視機能を使うことで、離れた場所からでも監視することができるようになり、常に店舗に常駐する必要がなくなりました。
証拠映像の撮影
カメラで撮影した映像をハードディスクレコーダーにデータを保存しておくことでトラブルがあった際の証拠映像として使うことができます。こうしたトラブルがあった際に証拠映像があればトラブルを早期解決に導くことができますので、証拠は確実に残しておくことが必要です。録画データの証拠能力を高めるためにっ設置には注意が必要です。設置するカメラの位置、高さ、レコーダーの設置場所などに注意が必要です。そのため防犯カメラを設置する際はプロの工事業者に依頼することが重要です。
防犯カメラを設置する前に現場調査を実施してカメラを付ける場所、ケーブルの配線方法などをしっかりと決めてから設置することで、設置した後に思っていた映像と違ったとならないように事前の調査が重要になります。
コンビニの防犯対策を
コンビニに防犯カメラを導入することで多くのメリットがあります。以前と比べて防犯カメラを導入することに抵抗感が少ない時代になってきました。この機会にコンビニに防犯カメラの設置を検討してください。