防犯カメラの形状の一つにドーム型カメラがあります。ドームとは英語で球体を意味しており、半円のような形状をしていることからドーム型カメラと呼ばれています。さてこのドーム型カメラはどのようなシーンで使われているのか、特徴と使用する際の注意点などを解説いたします。
ドーム型カメラの使用シーン
まずドーム型カメラは見た目には防犯カメラとは分かりずらいのが特徴です。レンズがどこに向いているのか分かりずらいので屋内に設置されることが多い防犯カメラです。そのためドーム型カメラは室内に設置されることが多く、来訪者に威圧感を与えたくないという場合に使われます。バレットカメラと同様に上下、左右、回転方向に動かすことができますので、天井だけでなく、壁面に設置することも可能です。利用シーンは多岐に渡り、店舗、オフィス、工場からあらゆる場所で導入が進んでいます。
ドーム型カメラの特徴
ドーム型カメラの特徴としてはやはりその形状です。透明ポリカーボネートのカバーを付けることによってレンズがどの方向を向いているか分かりずらく、見た目に威圧感が少ないのが最大の特徴だと言えるでしょう。ドームカメラは室内に設置されることが多いのですが、防水防塵性能を持ってることが多く、耐衝撃性能を持っているものは非破壊ドームカメラとも呼ばれています。
ドーム型カメラの設置の注意点
ドーム型カメラは天井に設置することが多いので配線は天井裏を通すことが多いので天井裏に配線できるスペースがあるかどうかを確認するようにしましょう。またドームカバーを外して設置することになりますので、カメラ内部に湿気が入らないように雨天の際の工事には注意が必要です。カメラ内部の湿気を取るためにシリカゲルが入っているものでないと設置後に結露する可能性もありますのでそのあたりも確認するとよいでしょう。
PTZカメラとは
PTZカメラとはドームカメラの中でもカメラのレンズを遠隔で操作ができるドーム型カメラです。PTZとはパン、チルト、ズームの略です。普通のドームカメラではレンズは固定になっていますが、PTZカメラは見たい方向に見たい時に動かすことができますので、カメラの台数は少なく見たい場所全体を監視することができます。
PTZカメラは以前、別の記事にまとめましたのでこちらもご覧ください
ドーム型カメラを効果的に使い防犯しましょう
ドーム型カメラを効果的に使うことで防犯抑止効果を高めることができます。ぜひ活用して防犯してください。